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2024年 6月 23日 英検利用ってなに?!【明治大学経営学部2年】
今回はみなさんが気になっている英検についてご説明します! 現在多くの私立大学で英検利用方式が採用されているため、英検対策をしている受験生の皆さんも多いのではないでしょうか。 今回はそもそも英検利用とは何か、具体的にどの大学はどれくらいのスコアを必要としているかを詳しく紹介します!
英検利用とは
まず英検利用とは、大学が出題する英語の問題の点数ではなく入試出願時に提出した英検のスコアを英語の点数とするものです。 英検利用は大学により様々な基準があります。 (大学により今年から英検利用方式に変更がある場合がございます。必ず大学のHPで最新の入試方式をご確認ください!)
例えば、 ・CSEスコア利用か級利用か 級利用はその級を合格している必要がありますが、一方でCSEスコア利用は級の指定や合否関係なく出願することができます。 また「2級合格かつCSEスコア2088で90%換算」(明治大学全学部の英検利用入試)のように級に指定がある場合もあります。
・英検利用は出願資格か換算方式か 例えばCSEスコア2200が出願資格だとします。(早稲田大学文学部と文化構想学部の英検利用の例) どんなに高いスコアでもギリギリ2200スコア所持していても同じ条件であり、実質国語と歴史科目で合否を判定します。国語や歴史科目が得意な人に有利ですね。
一方でCSEスコア2300で英語の得点を85%に換算する方式(立教大学の例)では、あらかじめもっているスコアが高いほど有利であり、場合によっては国語と歴史科目で逆転合格することが難しい場合があります。英検で高いスコアを持っている人に有利ですね。
その他にも ・一般受験と英検利用受験を併用できるかできないか ・スコア利用は総合スコアだけでなく各技能のスコアにも基準があるかどうか ・英検利用だけでなく大学の独自問題や共通テストの受験を必須としている場合もある(青山学院大学の一部の入試方式など) ・英検以外の外部試験を採用している場合がある(上智大学ならTEAP) などなど大学や学部により異なるのでHPを必ずチェックしましょう!
年々英検利用を採用する大学が増えてきました。 その一方で受験生にとって、英検対策と過去問対策の両立は大変です。 英検の勉強については、何度も英検対策をしてきた我々東進の担任助手が生徒の皆さんにアドバイスします!普段やり慣れないライティングやスピーキングなどで点を取るコツなどを教えています! 英検対策や英検利用について気軽に担任助手に相談してください!
担任助手2年 栗林