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2024年 6月 30日 勉強の本質【早稲田大学文学部1年】
「勉強の質」このよく分からん概念を人間は持ち出してきます。大事そうですよね。QOLとか言うし。しかしながらその内実を心得ている受験生は一体どのくらいいるのでしょうか。意味がよく分からない概念をそのままにして、文字通り人生がかかっている受験を乗り切るのでしょうか。
今回は、
「勉強の質」と「量」の関係についてです。
勉強の質と量
端的に言えば、「勉強の質」とは、 「最短時間で分からないことを無くし、本番で点を取れるような勉強内容」であると考えます。 説明していきます。 まず「勉強」とは分からないことを分かるようにすることです。単語覚えたり、公式覚えたり、発想の出し方を身につけたりという作業こそ「勉強」です。 さらにそれに「質」を求めるのであれば、「最短時間」ということが重要になります。これは早く勉強することではなく、できるだけ多くのことを勉強するため、無駄な時間を徹底的に省き、勉強時間を最大限増やすということです。
また、「本番で点を取る」ということも視野に入れなければなりません。受験は試験時間内の自分の実力のみを判断するため、過去問や模試でいくら点を取っても受かりません。では本番は結果のみが重要であるのか、そうでは断じてありません。点を取るためにはどうしたら良いか。
「自分に合った」睡眠時間、解き始める問題番号、お昼ご飯の量等を考える過程
こそが己の「勉強」をより自分に合った内容で、無駄なく行うことができます。無駄を無くして「勉強量」を増やすことで、より本番で力を発揮できます。 ここで気づくことは、
「勉強の質」とは「勉強量」を増やすための手段である
ということです。自分に合った内容で、自分の分からないことを分かるようにするためにできるだけ多くの時間勉強をすることが重要だと述べました。つまり「勉強の質」は「勉強の量」を増やすためにあるということです。 僕は受験期にこういうことを考えるのが好きでした。自分に合った楽しい勉強が出来れば、ストレスフリーで勉強できます。