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2024年 7月 17日 メリハリをつけて勉強は計画的に【慶應義塾大学医学部1年】
担任助手1年の田中康貴です。 もうすぐ1学期が終わり、受験生とって大きな山場である夏休みが始まろうとしています。この夏休みをどのように過ごすかで受験の合否が大きく変わる、なんてよく言われますが、まさにその通りでしょう。それほど重要な期間なのであり、だからこそ、大切に過ごしてほしいと思っています。
自分の受験生時代の夏
自分は、水泳部でした。まず、夏休みの最初に関東大会があって、その1週間後に国体予選があり、また1週間後に2泊3日の合宿が中1日挟んで3回あり、そして合宿終了2日後に、インターハイで北海道に1週間いて、帰ってきたのが8月18日…
と、夏休みのほとんど部活をやりながら過ごしており、勉強の観点からすれば充実した期間ではありませんでした。それでも、7月中から午前練習だけの日や何もない日に過去問演習をやったり、合宿の中日で模試を受けに行ったりと、時間をとれるときは時間のかかるものをやり、合宿中など思うように時間がとれないときは、短時間で済ませられる大問別演習を活用したり、問題集を解いたりして、うまく時間を見つけて勉強できたと思います。
そして、北海道から帰ってきてから2日後に共テ模試があり、点数は思うようにとれなかったものの、第一志望はA判定でした。
このことから伝えたいのは、
日々勉強する習慣をつけること、そしてメリハリをつけて勉強をすることの大切さです。
別に、部活がない人に当てはまらないことではありません。勉強時間が長くてもただ机を前にして座っている時間も長ければ、その座っている時間をもっと別の楽しいことに使った方がましです。自分で自分の生活をコントロールできるなら、一週間勉強しない期間を作っても良いと思います。
(自分も、北海道にいた一週間は楽しもうと決めていたので、全く勉強しませんでした。その代わり、本州に帰ってきてからはほぼ毎日12時間くらい勉強しておりました。)
ほかにも、様々大学でキャンパスツアーや説明会などが行われているから、実際にキャンパスに行ってモチベーションを上げるということもできます。そのような勉強以外のことしつつ、やるときは勉強をする、そうしていれば、大変かもしれませんが苦の夏休みにはならないと思います。
そのような夏休みにするためにも、計画を立てることはもちろん、そして必ずそれを履行するようにしてください。チムミに参加している人であれば毎週計画を立てていると思いますが、それを毎週やりきっているでしょうか。計画を立てることなら誰でもできます。それを実行することが最も大切なのです。だからといって、手を抜いた計画を立てれば良いわけではありません。
何をいつまでに終わらしたいかというビジョンをたて、それを踏まえて計画していくようにしましょう。
まもなく夏休みが始まります。
夏休み後、自分はどのようになっていたいか、
そうなるために何をやるか、
しっかりビジョンをもち、計画をたて、
メリハリをつけながら実行していってください。